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人生は20代で決まる – 人生最後の成長期を活かせ

心理学

読んだきっかけ

楽天ブックスでなんとなく本の物色をしていたらオススメに出てきた。

個人的に心理学系の本に興味があってよく読んでいるんですが、レコメンドされて購入しました。僕も20代後半というのもあって、目に止まった次第です。

ざっくり要約

  • 35歳までに人生で重要な出来事は80%起こる
  • 20代のうちにキャリアをスタートするべし
  • 20代は人生最後の脳の成長期
  • パーソナリティの柔軟な変化は30代までが限界
  • 仕事スキル、対人スキル、キャリア、人脈の構築は時間がかかる
  • 合理的な判断をする能力は未成熟
  • 嫌なことがあってもまずは冷静になって考え直す
  • 自信は過去の成功体験や、積み重ねてきたスキル・経験から生まれる

感想

心理学博士で、心理セラピストでもある著者。そんな著者のセラピーを受けた若者たちのエピソードを交えて、20代に過ごす時間の重要性を説いている、そんな本です。

基本的なメッセージとしては「ジタバタせずに自分の人生と向き合って、スキルを磨こうね」というところ。人生最後の成長期なんだからシャキっとしなさいよ、と言われている感じでした。「20代」向けとされているけども、実際は将来を真面目に考えてない人向けかな?と思いました。

自分でこういう本を読んでみようと思う人は、たぶん勉強熱心だと思うんですよねー。そんな人たちは将来を真剣に考えている可能性は高いし、本書に出てくるエピソードやアドバイスは当てはまらなそうだなと感じました。

それでも20代のあれやこれやを脳科学・心理学的な視点から解説されていて面白かったです。

人生最後の成長期

20代は脳の前頭葉の成長がピークに達するらしいです。前頭葉は合理的な判断、不安の抑制、計画的な思考を司る脳の部位。おでこらへんにある。この成長性こそが、20代が重要とされる理由の一つということらしい。

この前頭葉の成長によって仕事のスキル向上、パーソナリティの変化、不安耐性などに大きく影響する。つまり20代のうちにスキルを高められる環境に身をおいて、成長しておきましょうね、ということだそうです。

正直、20歳以降は脳の成長は止まると思ってたし、驚きです。この時間を無駄にしないように日々学んでいきたい所存・・・

また前頭葉の成長期ということは、不安を抑えて冷静に考える自制心も未成熟ということ。著者はその点にも触れていて、20代のメンタルの不安定さを脳科学の視点から解説しています。

こうした解説を読むと、「若者は我慢が足りない」というのも、あながち間違ってないのかもしれないと感じました。若手社員が仕事で上司から怒られて落ちこんだり、失敗したことを気に病んだり、嫌なことがあって職をコロコロ変えてしまったりするのはよく聞く話。こうやって、科学的な視点から自分のことを考えるのも面白ですね。

大切なのは一時の感情で決断しないこと。ひとまず落ち着いて、客観的に問題を見つめ直すのがよさそうです。

自信はどこから生まれるのか

「自信」と「アイデンティティ」の心理学的な解説も興味深かったです。心理学的には自信は「自分なら物事を成し遂げられる」という感覚。「自己効力感」とも言われるみたいです。

そして自信やアイデンティティは、積み重ねてきたスキルや経験、過去の成功体験、人脈など個人的な無形資産から生まれるもの。しかもスキルは熟達するまで1万時間かかるとか。1日8時間勤務フルタイムで計算すれば5年もかかります。もうこの時点で自信はすぐ身につくものじゃないなーと思いました・・・

20代は自信喪失したり、「本当の自分」が分からないと感じる人もいると思います。でもこの本を読む限り何事も焦らない方がいいんだなーと。こんな不安感を解決するのは地道に自分を育むしかないみたい。

この本は16章ほどあってアドバイスがてんこ盛り。ここまで書いた話以外にも、まだまだ伝えきれてない面白い話がたくさんあります

「同棲する時に気をつけること」「20代で結婚相手を見つけておくべき理由」「恋人選びの心理学」などなど。

今の僕の脳は最も柔軟な状態にあるらしいので、引き続きもっと本を読んで知識を蓄えて、興味があるスキルや分野は積極的に勉強したいところ。

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