読んだきっかけ
僕は物事をなるべく効率的に進めたいと思ってしまうタチでして、仕事をしていると無駄な作業を捨てて、大事なことだけに集中できたらいいなーと思うこともしばしば。
そんな中、電子書籍の半額セールで本書を発見。思わずポチってしまったのでした。
ざっくり要約
- 人はあれもこれも取り組めない
- トレードオフを意識することで、本当に取り組むべきことが見える
- 「本当に重要なのは何か?」を自分に問いかける
- 自分の価値観を定めることで何を切り捨てるべきか分かる
- 自分の価値観を周りに理解してもらうことが仕事を上手く断る秘訣
感想
仕事術というより生き方についての本という感じでした。仕事を効率的にこなすテクニックよりかは、生き方・価値観などマインドセットに重きを置いてるなと。人生哲学?みたいな内容でした。
それにしても「エッセンシャル思考」は思い切りのいい大胆な考え方だとも思います。サラリーマンや会社員に実践は難しいんじゃないかなーと疑問ですね。
自分の行動をある程度コントロールできるフリーランスとか、個人で活動している人にはバッチリ最適な考え方だとは思います。
でも僕はこの考え方はけっこう好きです。実践できたらすごく楽そうだし、生活が充実しそう。
自分にとっては重要でない(どうでもいい)事はを切り捨てて、本当に大事なことに100%の力を注ぐ。というのは潔いですね。
本当に重要なのは何か?
本書は「ビジネス書」のジャンルになると思いますが、ビジネス以外の日常生活でも活かせる考え方だなと思ったのが今回の気付きです。
本書でも紹介されている方法ですが、迷ったら「自分にとって重要なことは何か?」と自問するのは、自分の価値観を改めて認識させてくれるので良いなーと。
たとえば買い物とか休日の予定とか、いわゆる「決断疲れ」を減らせて、日々の生活を楽にしてくれそうです。
あと、常に意識したいのが「トレードオフを考える」ということ。
「これを得ることで捨てることになるものは何か?」「これを捨てることで得るものは何か?」と自問して浪費を避けるようにしたいところ。
コメント