読んだきっかけ
Amazonのおすすめで見つけたのがキッカケ
僕も会社員をやってて副業に興味があるので読んでみました。
ざっくり要約
- 才能はなくてもいい
- とにかく続けよう
- 「好き」の原動力は計り知れないほど大きい
- 何が原因で成功するかは誰も分からない
- ハイブリッドワーカー、めっちゃ忙しい
- プライベートで上手くいかないことも・・・
感想
ハイブリッドワーカー(兼業家)へのインタビュー集。
著者も会社員をしながらブログ運営などの兼業をしているので、ハイブリッドワーカーによるハイブリッドワーカーのための本といった感じです。
ハイブリッドワーカーになったキッカケや経緯、1日の時間割なんかを取材しているので「副業やってみようかな―」という人は参考になるんじゃないかと。
才能はなくてもいい
読んでまず気になったのが、ハイブリッドワーカーのみなさんは「特別才能は持ってない」と言っている点。
2つの仕事を上手く成功させてるんだから、きっと才能や能力があるんだろうなーと思って読み始めました。よくある成功者のビジネス本みたいな感じです。
でも「たまたま運がよかっただけ」「好きで続けていただけ」と語っているんですね。
なんというか、すごく身近に感じるし自分もやろうかなと思わせてくれます。
まず始めてみること
ハイブリッドワーカーはひょんなキッカケで始めたことが成功につながったパターンも多く、「まずは始めてみること」「気になったらちょっとずつ行動してみること」のが兼業のスタートと語られていました。
幼い頃からずっと経験を積んでいたってわけではなく、後から適正を見出した感じです。
本書に収録されいるハイブリッドワーカー中には、大人になってから体調を崩したのを契機に料理研究家になったOLの方もいるくらい。
「才能はなくてもいい」というように、これもまた親近感が湧くポイントですね。
興味を持ったことには少しでもいいから調べるなり、ちょっと体験するなり、何か行動を起こしていきたいところ。
なぜ継続できるのか
ハイブリッドワーカーとしてやっていくには「継続すること」も重要な要素かなとも感じました。
でも2つの仕事をこなすって超絶ハードな気もします。本業だけでも疲れ切ってしまうので、なぜ継続できるのか?
そもそも彼らは「儲けたい」と思って兼業してなさそうなんですねー本業の収入もあるので生活には困らない。
ストレス発散だったり、趣味でやってたり・・・というのが兼業を始めた理由だそうな。
そんなもんだから本人は無理してると感じてないんですね。本気でやってる趣味みたいな。だから継続できると。
継続してれば上手くなってくし、誰かに知られるようになってく。結果的にお金がもらえるようになったというイメージですね。
継続は力なりとはよく言ったものです。
本業との気分転換
これは著者が口々に言っていることでしたが「本業で出来ないことを副業で発散する」というのは多くのハイブリッドワーカーも感じることだそうな。
「副業」というとお金稼ぎのためって印象が強いですが、ハイブリッドワーカーにとっては気分転換なんですね。2つ目の仕事を本当に楽しんでいるというか。
うらやましいですね。本当に楽しめる仕事に出会えたというのは。それならプライベートの時間を使ってでもやりたくなるよなーと。
好きと感じてる人って最強だなーと思ってしまうところ。ちょっとやそっとの困難じゃ困難と感じないし、ずっと続けられてしまうので、これじゃ勝てない。
「好きを仕事にする」っていう言葉は綺麗事のように受けられがちだけど、ハイブリッドワーカーを見てたら、あながち間違ってないのかもと思えてしまうのでした。
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