読んだきっかけ
僕の周りは恋愛体質な友達・知り合いがいます。常に恋人がいたり「恋人 = 趣味」といった方々が。
相容れないなーと思うがゆえに、彼らが何を感じて、なぜ恋愛に執着するのか前々から興味があって。
そんな中でAmazonの日替わりKindleセール割引。いつの間にか購入してました。
ざっくり要約
- 恋愛依存症は自己肯定の低さがだいたい原因
- 執着の対象が恋愛ただ1つになっている
- 恋人というよりも恋愛行動に依存していて、恋愛が目的化している
- 「依存症」である以上、誰でもなり得る
感想
たぶん、僕は恋愛に依存するタイプではないと思う。多趣味なおかげで一人の時間も十分に満足できるタイプ。依存先が複数あって、しかも依存対象は人だけでなくにもモノ・コトも含まれる。
正直に言うと、こうした恋愛依存症の人たちが感じている気持ちには共感はできないなーと改めて感じました。
読んで学んだこと
「人生は恋愛だけじゃないのに」と思ってる僕ですが、読了後は恋愛体質の人たちを見る目が変わったような気がします。
恋愛・恋人への執着は、過去のトラウマや現実への不満、自己否定、あるいは弱い自分を克服できないからこその言動なのかなと。本人も辛いんだなーと思いを巡らせることはできるようになりました。
こうした知識があると「何か事情があるのかもしれない」と断定する前に問いを立てることもできます。他人の行動の結果に注目するんじゃなくて、「行動に到る原因・背景」を推察するようになれるかなと。
知識を増やして視野を広げ、他人を推察する意味でも読書って大事だねって思った本でした。
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