読んだきっかけ
時間の上手な使い方はいつでも知りたいと常々思っていて、時間術は興味のあるトピック。以前に紹介した『エッセンシャル思考』なんかも、ある意味で時間の使い方を考える本だったので読んでいて面白かったところ。
また、会社員としての時間以外に自由にできる時間を作りたいなーとも考えています。読書してブログを書くのもそうですが、他にも副業にも興味があったり。
と、こんな感じで好奇心の赴くままに手を出したくなる性格なのでして、いかにして時間を作るかを学びたいっていうのも読む理由の一つでした。
ざっくり要約
- 実はみんな時間に余裕がある!
- 時間が足りないと感じる原因は焦りと不安
- なぜ不安と焦りを抱えると時間が無いと感じるのか解説
- 日常生活や職場で使えるストレス解消法を伝授
感想
タイトルからてっきり時間術本と予想していたのですが、メンタルストレスの対策といった本でした。
そもそも、なんでストレスについて論じるのは第一章の冒頭で触れています。
しかし、本書ではそのようなアプローチからは入りません。というのも、まずはあなたに時間が足りない、「本当の理由」を理解しておかない限り、どれだけ小手先の時間術を使ってもムダだからです。
出典:メンタリストDaiGo『超時間術』p18
なるほど。これは手厳しい。
このようにして始まって「時間不足を感じる本当の理由」から「不安対策」へと論旨が進みます。
時間術やテクニックからのアプローチよりも、ストレス・不安対策からのアプローチというのは僕にとって新鮮でした。
コーピング・レパートリー
コーピング・レパートリーとは、自分なりのストレス対策法をリストアップしたも。いわば「マイストレス解消法リスト」です。
ストレスを感じたら実行するもよし、リスト化してるだけでもメンタルが強くなるんだとか。
「自分にはストレスに立ち向かう方法がこんなにあるぞ!!」と感じられると、ストレス耐性が上がるとのこと。人の心って面白いですねー
本書ではストレスを感じた時に実践したいストレス解消テクニックを紹介してて、深呼吸、思考を客観的にみる方法、目標の立て方、エクササイズ・・・などなど。
「ストレスフルで悩んでるんだよねー」という方は、この本で書かれてるテクニックでコーピング・レパートリーを作ってみるのもいいかもしれません。
僕も実際に仕事でイライラやストレスを感じた時は、深呼吸を5回して気持ちを落ち着かせるようにしてます。もちろん周りに聞こえないように、静かに・・・
あと、自然に触れることも結構なリラクゼーション効果があるようです。たしかに山や森に入ると気持ちが落ち着くきますよね。
なので今後は近所にある自然の多い公園で、休日に20〜30分は散歩するようにしたいなーというところ。
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